
「顔のほてり②」【川越市・ふじみ野市の整体】

前回は「顔のほてり」の原因についてお伝えしました。
今回は具体的にどんな症状があわられるのか、そしてまずご自身で取り組んでみてほしい改善策についてをお伝えしたいと思います。
顔のほてり、症状について
では、どのような自覚症状が現れるのか?
・体は冷えているのに、顔だけがほてる
・手足は冷たいのに、顔だけがほてる
・顔のほてりはあるものの、目や口のまわりは血色も悪く冷えている
まわりは暑くないのに顔だけが赤くほてるという自覚症状のなかでも、「顔のほてりと、それによって顔に赤みがでているのに、目や口のまわりは血色も悪く青ざめて冷えている」、「顔のほてりと同時に、体や手足の冷えも感じる(冷えのぼせ)」という症状が、自律神経の乱れが原因で起こる顔のほてりの特徴です。
血行が良いからほてるの?
「血行が良いから顔がほてるの?」と勘違いする人がいます。
ですが実際にはその逆で「血行が悪いから顔がほてる」のです。
血行が良ければ、全身にまんべんなく血液が送られますので、ほてりも冷えも起こりません。
自律神経の乱れによって筋肉がかたくなって血行が悪くなっているから、ほてりや冷えが起こるのです。
では毎日の生活で、ご自身でできる改善策について、お伝えしましょう。
顔のほてり改善策
たびたびお伝えしていますが、自律神経の乱れからくる顔のほてりの原因は、主にストレスからの影響で自律神経が乱れ、筋肉が硬くなって血行がまんべんなく行きわたらなくなっていることです。
このことからも、あなたの感じているストレスを減らすことが一番なのですが、慢性的なストレスは、なかなか減らすことはできないかもしれません。
大切なのは、硬くなった筋肉をゆるめる=副交換神経の働きを促して、血行を良くしてあげることです。
筋肉がゆるむことで、滞っていた血液の流れも良くなり、体温(熱)は均等に行きわたりますので、顔のほてりや手足の冷えもやわらいでくるでしょう。
まずは、ご自身で試してみて欲しい改善策
1.お風呂にゆっくり浸かる
お風呂で温まると、かえってほてりが強くなるようなイメージがありますが、でもそれは一時的なもの。
大切なのはカラダがゆるまることです。
起きている時間帯のなかで、もっともカラダがゆるむ時間のひとつに入浴があります。
湯船にゆっくりと浸かれば、次第に副交感神経に切りかわって、筋肉がゆるみ血行が良くなります。
湯船につかるのとシャワーだけとでは、カラダの回復度合いは大きく異なります。
熱すぎない湯船に浸かることは、副交換神経を優位にしてくれますが、シャワーは逆に交感神経を刺激するので、逆効果になってしまいます。
湯船にゆったりとつかって、ふくらはぎ、太もも、股関節まわり、腕などの筋肉を強くではなく、ちょっと物足りないくらいの強さでもみほぐして、血行をよくしてあげましょう。
2.ウォーキング
硬くなった筋肉をほぐすには、軽い運動はとても効果的です。
ウォーキングなど、手軽にできることから始めてみましょう。
ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれる、下半身からの血液循環をサポートする大切なポンプのはたらきをしています。
ウォーキングをすると、普段の生活では得にくいポンプのはたらきが増すことによって、下半身から上半身へと血液の流れをよくしてくれます。
「ウォーキングするぞぉ!」と気張らなくても大丈夫です。
いつもならバスに乗るかわりに駅まで歩いたり、エスカレーターのかわりに階段を使う、などの工夫から始めてみてください。
3.ストレッチ
顔のほてりの原因である硬くなった筋肉をゆるませるのに効果的な方法のひとつにストレッチがよいと思います。
ご自宅で、テレビを見ながら、好きな音楽を聴きながら、リラックスした雰囲気ですることで、副交換神経の働きが優位になると筋肉がゆるみやすくなるだけでなく、カラダの回復が促進されます。
ポイントとしては、首肩周りの筋肉に限らず、全身のストレッチをすると、より効果を実感しやすいと思います。
もし、これらを続けてもなかなか改善されないような状態にまで進んでしまっているのなら、その時は川越総合整体院へお気軽にご相談ください。